大ちがい展の"ちがい"が分かるブログ

2017/3/17(金)〜19(日)にアーツ千代田3331で開催されるイベント「大ちがい展」の公式ブログです。生活の中で見つけた様々な「ちがい」を紹介します。

【10代〜50代以上】40人に聞いた「生きづらさを感じた瞬間」まとめ

お久しぶりです!大ちがい展運営スタッフ増田です。

皆さんお元気ですか〜?

 

 

来場者アンケートの一部をご紹介します

 

今日は3/17〜19に開催した「大ちがい展」で、来場者の方にご回答いただいたアンケートの一部をご紹介したいと思います。

(ご協力いただいた方ありがとうございました!)

 

自分たちの中だけで持っておくのはもったいないと感じ、皆さまにもシェアさせていただく次第です。(※アンケート内容の掲載については事前にご確認済みです)

さっそくご紹介してまいります〜。

 

 

質問1:これまで集団生活の中で「生きづらさ」を感じたことはありますか?

 

アンケート内で行った上記質問。

 

これに対して、約90%の方が「生きづらさを感じたことが”ある”」と回答しました。(※有効回答数58件)

 

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多くの人が集団生活の中で「生きづらさ」を感じた経験があることが、数字で分かる結果となりました。

 

では、具体的に皆さんが生きづらさを感じたのはどんなときなのでしょうか。


アンケートではあわせて、具体的に「生きづらさ」を感じたシーンもご回答いただきました。

 


質問2:あなたはどんなときに「集団生活の生きづらさ」を感じましたか?

 

20代から50代以上まで。質問にお答えくださった40人、すべての回答を掲載させていただきます。

 

 

 

<学校>

 

小中高の学生時代(20代)

 

大人に理解されなかった中学時代(20代)

 

義務教育や会社でいわゆる一般的な価値観をおしつけられ自由を感じられないと思った時(40代)

 

高校時代のクラス(20代)

 

転校生であること、人とかわっていると言われつづけた。(50代以上)

 

高校の修学旅行@京都で寺とか見てて、周りの人はダルそうで、もっとちゃんと見たいなと思った。(20代)

 

高校時代に野球をやっていたのですが、勉強と部活の両立ができなくて部活に力をいれてました。が、勉強しろ勉強しろというプレッシャーがすごかった。(30代)

 

小中高の学生生活。周りに上手くなじめなかった(20代)

 

大学時代の孤立感(40代)

 

授業中の静けさ(20代)

 

家庭科の調理実習、中学時代、塾(20代)

 

少人数で集められると、ついつい競争になって空気悪くなる感じ (20代)

 

中学生の頃(20代)

 

・旅行(みんなで同じところに行くが若干の不和(いきたいところが他にあるとき)
・スポーツ大会(コンディションに差があってまとめにくい)
・友人について(別にどーってことないのに、皆で誰かをはぶいたり集団になりたがる。意見が通りづらい)(10代)

 

修学旅行運動会などみんなで取り組むこと(40代)

 

趣味で人を差別する人間と同じクラスになったとき。←その人の趣味が人を差別することということではなく、要はある人が持つ趣味を根拠にその人はある人を差別していた。(10代)

 


<会社>


職場の理不尽なルール(30代)

 

今です。会社の中でチームの男性が自分しかいないため。(30代)

 

会社のよく分からない文化(20代)

 

会社、同期と比較される(30代)

 

仕事で、それぞれの意見が本当に違うので。(30代)

 

スポーツ大会の自主練、会社行事のウェイウェイ感(20代)

 

 

<その他>

 

2人組やグループを作る時はいつも入れるか緊張していました。(20代)

 

周囲が空気読む輩ばっかりのとき(読むなー!)(50代以上)

 

知性のちがい。感性のちがい。視点って昔、それぞれだなァ〜って。違ってみんなそれぞれで良いんだけどネ。(40代)

 

日本に留学した時(20代)

 

他人が決めた勝手なルール(てめえルール的な個人的な当たり前)にそぐわないと白い眼でみられたり笑われること。(20代)

 

視力が落ち始めたとき。(20代)

 

つねづね、家族と一つのトピックについて話しても解決方法を一番早くいうのは自分、何十秒もおくれてからみな、自分と同じ答えをいいだす
集団での飲み会(10代)

 

周りが社会人になっているとき、自分が学生だったとき(20代)

 

学校・大学・社会・日本・性別(20代)

 

「地元」の人たちがこわい(20代)

 

集団で物事を進める時。根回し。本音と建前。(30代)

 

主張をする人間と、なんとなくついてくる人と、主張してこない人達の中で、1つ行動すると必ず不満の1つ2つ出るのですが、それを相手が不快になるような不平を言う者や顔をする者が出る。その瞬間が✕。(20代)

 

あたり前を知らない時(20代)

 

集団の中に自分の居心地良い瞬間はあまりありません。(30代)

 

思うようにならない時、思うようにならないことがあたり前だと思ったときに悩みは消えた(50代以上)

 

まわり「ノリ」に自分の気分が合わないとき(50代以上)

 

当たり前のことを当たり前とすること。宗教信じている人に対する偏見とか。(40代)

 

人よりも劣っていると感じた時 (20代)

 

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……40人・40通りの「生きづらさ」。いかがでしたでしょうか?

 

個人的には、回答者の1/3以上が「学校」に関するエピソードを挙げている点が印象的でした。

 

私も例にもれず、一番生きづらかった時代をあげるとすると「高校時代のクラス」だと思います。


運動会、音楽祭で優勝すること、テストでいい点をとること…みんなが当たり前に「よい」と思っている目標を受け入れることができなかった自分。
いつだって、みんなの指標で「低い」自分がとても惨めで、生きづらかったです。

 

こんなにたくさんの人、90%の人が生きづらさを感じているのに。
なぜ私たちは現状維持を続けることを選ぶんだろう。
もっとみんなが生きやすい世界をつくりたい。

 

…そんな決意を改めて意識することができたアンケート結果でした。

ご協力いただいた方どうもありがとうございました。

 

 

※本調査結果を引用して、ブログや記事などを書かれるのも大歓迎です。


記載いただける際には
・①本記事のURL、②「大ちがい展の”ちがい”が分かるブログ」調べ(2017.3時点)を本文内にご記載ください
・また掲載いただいた際には【oochigai@gmail.com】まで一言メールをいただけると嬉しいです(宣伝します!)。

 

以上、増田でした。

 

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(以前、同僚の方に描いてもらった似顔絵。似ている)

  

次回の更新もお楽しみに♪